君とまどろみ

いつも眠たそう

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

上書き

思い出をなぞろうとする頃、それは恋の終盤か、あるいは終わったときだと下りの新幹線の中で思った。

白いシャツを1枚羽織る

「好きなひとに会いたくなっても連絡しません、もう大人だから。」って口に出してみたけどわたしって本当に大人なのだろうか。もし君が同じような考えを持ったひとなら、もう一生会えないんじゃなかろうか。でも君の好きなひとがわたしじゃない別ならいつか…

円周率と夏

うつ伏せの君の寝顔見れぬまま 二度目の夏が過ぎてゆく いっそ睫毛になりたいわたし いつもより早く涙打つ心音に気づかれたくなくて 肌かけ布団から顔を出し 蚊取り線香の円が小さくなっていくのをセミが鳴くまで眺めてた

泣いちゃだめって誰が言ったの

悲しいときに泣けていいね、という君は涙に悲しみが溶けていると思っているのかな

光は差すもの。

6年前の8月26日も金曜日で、テレビではミュージックステーションがやってたな

tanka 001

仕事する君の横顔好きなのに疲れて眠る君ゆるせない青い頃のわたし #tanka 風立ちぬを観て。2022.8.26

メモとして

ファインダーから片目で覗くと、目がふたつがある理由がよくわかる。ぼけたところからピントがあうと輪郭がはっきり見えて胸がきゅっとする。言葉じゃないと伝わらないことは手を介して伝わることがある。最近のわたしと、わたしの周りのこと。ぜんぶぜんぶ…

蒸し暑さと輝きの間で見つけた 君と夏はよく似てる

暑い暑いと喘ぐこの夏のこともきっとまたこの気温ごと思い出したくなるんだろうな

去るものは追わない 戻ってこないのを知ってるから でもそれじゃぽっかりさびしいので あのときの光の色だけ忘れずにしまっておいていいかな

手からこぼれた きみのかたち、うたかた