君とまどろみ

いつも眠たそう

日々のこと

冬の夕暮れは短いが美しい

冬の季節は、長い夜がやっと明けたと思えば、あっという間に暗闇になる。そのため、朝焼けや夕暮れがぎゅっと濃縮されているせいか、混じり気がなく、目に映る空は美しい。2月初旬、大寒はとうに過ぎて、晴れた日の日向であれば寒さにも耐えられるくらいの気…

死にたくなったら遺書を書くといい

いま死んだら、死んだことを伝えられないひとがいるなあなんだかそれって死にきれないなあと思って、家族から連絡してもらえるようにとメモに書いてみた。友人や元恋人の名前。お金のこととか、お葬式についての考え方を書いたらそれは遺書になった。紙に書…

このブログについて

このブログを始めてからもうすぐ2ヶ月。ありがたいことに毎日どこかの誰かがアクセスしてくれていることがうれしいです。ありがとうございます。今回はこのブログについて書きます。ブログをはじめたきっかけは、日々の暮らしで思ったこと、ふと降りてきた…

君はわたしを君と呼ぶ

カップ酒は君とわたしによく似合っている。飲んだお酒の量を競う君は大学生の頃をいまだに引きずっていてかわいらしいよ。レモンをしぼるのは君のが得意だからおまかせする。目的地は一駅先なのに寒いからと電車に乗りたがるのは夏生まれの君らしい。わたし…

東京

東京と題名のついた曲を聴く。くるり、銀杏BOYZ、きのこ帝国とか。名曲が多い気がする。刺激の多い東京は、わたしにとってヘロインみたいなものだ。 ぬるっと2021年を迎える。バーで働いたあとの帰り道、深川不動尊でおみくじを引いた。いいことしか書いてな…

分かり合えないなら分かり合えないなりの手段を考える

「相手をどんなに深く知ったところで、他者は分かり合えることはない。思い込んでしまうことで自分を苦しめることになる。」 わたしはどうしても、他人がどう考えているかを想像してしまう癖があって、そしてそれは大概外れている。人は人類最大のコミュニケ…

わたしが泣きたくなるとき

7時起床。やっと昨日退職した会社から書類が届き、諸々の手続きを済ませようと意気込んでいたのだけれど、いざホームページで営業時間を確認すると今日から年末年始休業とのこと。この手の事務についてはとても苦手なのでいつもしっかり計画を立ててから挑ま…

いま在る幸せを享受する

5日間の島暮らしを終えて、家路へつく。海と森と空ばかり見ていたので、電車を見て文明を感じる、というのは大袈裟すぎるが人の多さにはぎょっとする。改札前には、たむろするカップルが多数。ああ今日はまだクリスマスか。そりゃ別れが惜しいよな、くっつい…

聖なる夜に

大切な人を想う日だそうです。すべてのひとがあたたかい気持ちになれますように。メリークリスマス

風を切るようにここにきた

いま、好きな街に来ている。だれも知らない街。都会からの解放感と頬に当たる風が気持ちいいのに、ずっと胸がくるしい。

旅烏

同じことを何度も繰り返し、学びながら、反省して、考えて、生きていく。凛としていて、かつあまやかで、あたたかく、心地のいい、自分だけの在処を見つけるまで。旅は続く。

思い出したら、思い出になった

わたしはいまアーモンドの香りのする煙の中で、ジンを飲んでいる。隣で腰掛ける恋人がわたしの首に唇を這わせる。とても気分がいいがそれには応えず、ついさっきのことを思い出す。実は恋人が帰ってくる前、かつて愛した昔の彼に電話をした。「君にとってわ…

擦りむいたまま歩き出す

涙がこぼれる音が聞こえないように、ボリュームをあげる。フジファブリックの「若者のすべて」が流れている。夏の終わりを歌った曲なのに、妙にしっくりくるのがなんだか笑える。2駅分歩いて帰る。1日を始めるための助走。日のあたたかさが背中を後押しして…

自転車と夜風、掃除

2日間引きこもって、3日連続人に会って話して、やっと気持ちが落ち着く。やりたいことはたくさん、でもその前にわたしはやらなきゃいけないことをこなす必要がある。やりたいって気持ちだけ先走っていいのは子供だけ。目を見て話せる友達たち、気づかせて…

川畔で小夜曲を

昨日iPhoneの電源を落として外界と自分を遮断していた。今朝の太陽光が眩しい。久々に夜の隅田川を散歩したのはよかった。川も海も然り、私は水がたくさんあるところが好きだ。橋の街頭やマンションから溢れる光、揺れる水面を見ると、私は泣きそうになる。 …

やがて雨あがり 地を照らし 草木は芽ぐむ

また美しい朝がやってきた

言葉に魂が宿る

7時ぴったりアラームのとおりに起きる。まどろむ恋人のほっぺを撫でると、寝息が少し小さくなる。結局1時間くらい寝坊。おはようございます、と言う。おはようございます、と返ってくる。寝起きは子供みたいでかわいい。布団にくるまっていたのに、ぴょこん…

わたしにコーヒーを 植物に水を

窓から入ってくる太陽の光。味噌汁からあがる湯気をぼんやり見つめる。いい朝、と口から思わず溢れる。彼の膝を拝借する。あたたかくてまどろむ。日常と夢の境目があいまいになる。やわらかくて、甘やかな、この時間がいつまでも続くようにと願う。

類は友を呼ぶ

誰かの日常のなかにわたしが登場するととてもうれしい気持ちになるので、先日会った友人について書き残しておこうと思う。 類は友を呼ぶ、ということわざがあるように、私の周りにはそういう友人が多い。れんげもそのうちの一人だ。 わたしたちは毎日連絡を…

おはようございます

ときたまご ほうれんそう こめこうじのみそ かやのやのだし あきたこまち すあげなす やまものしょうゆ

自信はないけれど

文章を綴ったり、絵を描いたりすることで 大切にしたいものを保つ まどろんでいたい

ばばのりんご

この時期になると まんまるで真赤な甘い香りが届く 周りにかわいがられ愛される子でいなさい、と エールが添えられている 春に笹巻き 初夏にはさくらんぼ 晩秋はりんご うつろいゆくものの中 いつもの"習慣"に四季を感じ、 わたしは生かされている

よく切れる包丁とまな板のこと

うちの包丁はよく切れないし まな板は小さい トマト買いすぎてセミドライトマトに 三重県産の枝付きミニトマトおいちぃ

ふたつの世界

12月だね。朝を始めるのが億劫になる。肌で冬を感じる。雪国生まれなので暑いとの寒いのを比べたら後者の方が圧倒的に過ごしやすい。早くこの温度に慣れたいところ。 会社勤めを辞めて1日目。完全にオフ チートデイにしてしまったので。明日からはちゃんと足…

左側を歩く

1ヶ月以上前から約束した旅行。彼を見つけて思わず顔はほころんだのは数日ぶりに会えたのがうれしかったのもあるけれど、何より紅葉を見に行くってのに半袖を着ていたから。北海道民からしたら夏の夜ぐらいらしい。青いラインの入った新幹線に乗るのは、上…